昨日のブログで養生とセルフケアについて書きましたが、養生の5つの要素のひとつに“温める“があります。お灸はからだを温める道具です。日本では奈良時代からお灸を据えていたという記録が残っています。

お灸の温度は約40〜50℃でお風呂より温熱が高いです。温熱が高いのでツボにお灸を据えると深部体温が上げることができます。深部体温が1℃上がると免疫力は30%上がるそうです。なのでお灸で深部体温を上げることで風邪などの感染症予防に効果的なのです。

他にも内臓の機能を活性化して消化をよくしたり子宮や卵巣の機能を高めたりと様々なメリットがあります。

昔の人はエビデンスを知らなくてもお灸を据えると健康でいられるということを身をもって感じていたのですね。すごいです。私たちも昔の人たちを見習ってお灸で養生していきたいですね。