4月になると北海道の地方自治体の町内会の行事でゴミ拾いがあります。
どこの地方自治体も町内会で定期的にゴミ拾いをやっているのではないでしょうか。

北海道は長い間雪に覆われて、雪解けと共に多くのゴミが路上に顔を出します。
その時期に地域の交流の一環としてゴミ拾いを行う地域が北海道では多いです。
時間がない時は自主的に自宅の周りのゴミ拾いをしておりますが、
今回は時間に余裕があったので当店も参加させて頂きました。

さて、皆さんは地球の環境問題にとても関心高いようですが、
身体の環境問題には関心がありますでしょうか。
我々の人間の身体もゴミを身体中で処理して体外へ排泄させます。

しかし、この処理しきれなかったゴミは一どうなっていくでしょうか?

今日は、その処理しきれなかったゴミは一体どうなってしまうのか、
という疑問を丁寧にご説明させて頂こうと思います。

・アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患
・リウマチ、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患
・自律神経失調症、うつ病、統合失調症などの神経性疾患
・子宮内膜症、不妊症などのホルモン分泌が関わる疾患

などにお困りの方は是非最後までご覧ください。

~~~~目次~~~~

1)どうして山岳地帯は日常生活場に比べてゴミ拾いが大切なのか
2)現代の日本人の腸内細菌叢=高山地帯の細菌叢
3)日本人にとって分解されないほどの大量のゴミとなる食べ物3選
4)体内に蓄積したゴミの末路=病気
5)ゴミを溜めないことが何よりも大切

1)どうして山岳地帯は日常生活場に比べてゴミ拾いが大切なのか

町内会のゴミ拾いをしている時に、あることを思い出しました。

それは、大学生の頃に山小屋でアルバイトしていた時のことです。
その時も仕事兼散歩としてゴミ拾いにバイト仲間と一緒に行ってました。
東川町に聳える大雪山もパークボランティアという団体さんがありますが、
ゴミ拾いをして山岳地帯の環境整備を行なうなど素晴らしい活動をしています。

皆さんは、山岳地帯ではゴミの自然浄化能力が著しく低いことをご存知でしょうか。
そのため山岳地帯では、こまめににゴミ拾いがとても重要になります。

その理由は、山岳地帯では微生物が育ちにくい環境にあります。
自然の浄化を促してくれるのは、自然界の微生物です。
その微生物は、普段の我々が活動する場所よりも山岳地帯では育ちにくいです。
どうして微生物が育ちにくいのか、というと理由は二つあります。

①酸素が薄いこと
②水が少ないこと

微生物が育つためには綺麗な水と酸素が必要になります。
山岳地帯は酸素が薄く、水は天からの雨水が頼りです。
この条件では微生物が育ちにくく、増殖しにくいです。
すると、自然に分解できるゴミの量の限界は著しく低くなります。
したがって、自然の浄化能力は著しく低くなります。

トイレットペーパーがその代表例です。

普通の日常生活では、お尻を拭いた紙はトイレに流します。
すると紙が水で溶けてしまい、細菌がたっぷりの浄化槽では綺麗に分解されます。

しかし、
山岳地帯では、、お尻を拭いた紙はゴミ箱に捨てます。
もともと水が少ない山岳地帯では、まず紙は溶けません。
加えて微生物の分解能力が低いので紙は分解されません。

したがって、
トイレットペーパーが浄化槽を詰まらせて壊してします。
なので、
使用後のトイレットペーパーはゴミ箱に捨てるのが山でのマナーです。

話がそれてしましたので、元に戻りますが・・・

微生物が増殖しにくい山岳地帯では、
人間の手によって生み出されたゴミは、
微生物では分解出来ないため、
人間の手で回収しない限り、
その場にとどまり続けて、
環境破壊につながっていきます。

ですので、

山岳地帯では日常生活場に比べてゴミ拾いが重要な役割

を果たしています。

2)現代の日本人の腸内細菌叢=山岳地帯の細菌叢

「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」とは、「腸内フローラ」と呼ばれるものです。
腸内に棲んでいる細菌は、菌種ごとの塊となって腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いています。
この状態は、品種ごとに並んで咲くお花畑(flora)にみえることから
「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。

さて、人体の細菌も山岳地帯の細菌と同様に酸素と水によって細菌を増殖させます。
しかし、現代の日本人の腸内細菌は山岳地帯の細菌と同様に増殖しにくい環境にあります。
その理由も全く同じで、①体内への酸素の供給の低下、②水の供給不足 に原因があります。
もう少し詳しく見ていきましょう。

①体内への酸素の供給不足の理由

体内への酸素不足への供給の原因は、単純に有酸素運動の低下になります。
動物は歩くことによって肺を動かし、酸素を体内へ取り込みます。
そして歩くことによって全身の筋肉の動きを大きくして筋ポンプを働かせ静脈を動かします。
そして大量の血液が、心臓へ戻ってくると心ポンプを使って全身へ血液を送り込みます。
こうやって2種類のポンプ作用によって血液に乗って酸素が腸内にも運ばれていきます。

しかし、現代の人は歩くことが減ってしまっている現代の人は、
この循環が生まれないので体全体が酸素不足に陥ってしまいます。

さらに、マスクが酸素の供給不足を加速させています。

②綺麗な水の供給不足の理由

これは、砂糖、カフェイン、お酒の摂りすぎが最大の理由です。
これらに共通する作用は、強烈な脱水作用と強い依存性です。

これらの食品を摂取するだけで身体から大量の水分が失われていきます。
さらに、依存性が強く意識的に控えない限り、これらは依存性に勝てる人は多くないです。
気づいた時には身体から水分を剥きとられた乾燥状態に至っているケースが大半です。

これらによって腸内細菌への水の供給下がっていき、
腸内細菌が増殖しない要因へと繋がっていきます。

以上2点のことから

現代の日本人の腸内細菌叢=山岳地帯の細菌叢

と考えられています。

つまり、日常生活を送る送る上では、

・有酸素運動またウォーキングを毎日30分行うこと
・コーヒー、砂糖、アルコールなどの脱水作用の強い食品の摂取を避けること
・綺麗な水を摂ること

が腸内環境を整えることにとても有効な対策になります。

3)日本人にとって分解されないほどの大量のゴミとなる食べ物3選

日本人にとっと分解されず体内に残ってしまう不自然な食べ物はご存知でしょうか。

多くの人にこの質問をすると、食品添加物や農薬、医療用の薬などの化学薬品を創造します。
もちろん毎日コンビニ弁当やカップラーメン、ハンバーガーなどの即席の食品を食べている人は、
その影響がかなり強い人は多いですが、実はそうでない人も沢山います。

無農薬や無添加の自然派食品にだわっている人の中に、
処理しきれないゴミの影響を受けている人は多数いる、という現実があります。
その事実も考慮して考えられる食材は、①小麦 ②牛乳 ③油 の3つです。
これも丁寧に一つ一つ丁寧に見ていきましょう。

①小麦

品種改良を何度も何度も繰り返して出来た今現在の小麦。
もちもちとした食感を引き出すために大量に増幅されグルテン。
小麦のグルテンは人工的に生み出され化学物質であり自然のものではなくなっています。
このグルテンが、日本人に処理能力を遥かに超えて大量に摂取されています。
もともとこのグルテンの分解能力の低い日本人にとっては、
分解できずに残ってしまったグルテンはゴミとして体内毒になります。

②牛乳

元々牛の子供が飲むものなので人間が口にすること自体が不自然です。
この不自然な食品には、カゼインという物質が日本人にとって分解できない化学物質があります。
この化学物質を毎日摂取することで、日本人の大半が分解できずゴミとして体内毒になります。

③油

もともと油を摂る必要性のない日本民族。
天ぷらは日本の庶民の食べ物ではないので油の文化が入ったのは戦後です。
油と触れ合う機会ので少ない日本民族は、油が分解しにくい民族です。
チョコレートなどのお菓子、冷凍食品、唐揚げなど油まみれの食品が、
スーパーやコンビニに並んでいるのでこれらを平気に摂取していると、
分解できずに残ってしまい、ゴミとして体内毒になります。

もともと日本にないもの摂取すると身体から分解できずに残っていきます。
もともと日本人が食べていたかどうか、これがとても重要なファクターになります。

4)体内に蓄積したゴミの行く末=病気

ゴミが大量に身体に残ると結果的にどうなるのでしょうか。
このゴミ達はいずれ浄化することになりますが、
その浄化のために色々な代償反応が起こると言われています。

①自律神経とホルモンバランスの乱れが生じる

ゴミが体内に起こると、体の異物として身体から排出しようと働きます。
この時に、神経の興奮させて内臓の動きを活発にさせます。
この不自然な神経の過敏が、自律神経失調症へと繋がっていきます。
また、この自律神経失調症で乱れたバランスを整えるためホルモンが大量分泌します。
これがホルモンバランスを乱していく要因の一つになります。

②免疫異常が起こる

身体の中に溜まったゴミは異物と認識される代償反応が起こります。
この代償反応がアレルギーや膠原病へ繋がっていきます。
アレルギー性鼻炎の主症状とする花粉症もリウマチやシェーグレンなどの
膠原病の疾患もゴミの蓄積が最大の要因です。

世の中には他にもたくさんの病気があります。
多くの病気の要因、体内で分解しきれずに残存するゴミ達によって様々な病気へつながっている事を忘れてはいけません。

 

5)ゴミを溜めないことが何よりも大切

毎年6月くらいに山開きとなる北海道。
今年は子供達を連れてゴミ拾い登山へ行こうと考えています。
子供達も大事なお小遣い稼ぎの一環にもなるかもしれません。

さて、
子供達のお小遣い、学生のアルバイト、自然を守るボランテイアさん
などの好意のおかげで安い金額で山岳地帯の自然環境は守れております。

ですが、
人間の身体を守ってくれるボランティアさんは居ますか?
低賃金で働いてくれるアルバイトさんが体内環境を守ってくれますか?

仮に安く働いてくれて体内環境を守ってくれる人がいたとしても
人間はロボットではないので100%元通りに修復できるわけではありません。

なので、僕らみたいな庶民は、

・身体の中にゴミを溜めないこと

そのために

・ゴミのような加工品を摂取しないで、新鮮な物だけを摂ること
・身体を日常的に動かしてゴミの排泄を促すこと

を一番大切にして行こうと思っています。