日本の鍼灸技術と中国で行っている鍼灸技術は全く違うのご存知でしょうか。

中国の鍼は太くてとても痛いのに対して、日本の鍼は髪の毛くらいの細さで痛みはほとんどありません。

日本人の手先の器用さや敏感な日本人の肌に合わせて鍼のサイズや構造が独自の発展を遂げてました。

そんな痛みが少なく効果の高い日本の鍼灸技術が世界中で求められています。

今日は世界中で活躍している鍼灸団体の一部をご紹介いたします。

*WHOで認められている鍼灸適応疾患→https://yomogi-sk.jp/whoshinkyu/

〜目次〜

①当店も所属しております整動協会(せいどうきょうかい)
②尊敬する医師の一人が所属しているYNSA
③尊敬する鍼灸師の一人が所属していた積聚会(しゃくじゅかい)
④アフリカ人を対象にお灸の研究を行っているMoxaAfrica(モクサアフリカ)

①当店も所属しております整動協会(せいどうきょうかい)

https://seidonet.or.jp/seminar/

この団体は、スペインまで出向いてセミナーを行っております。

当店は、この整動協会という団体に所属しております。

日本の古くから伝わる古武術という整体技術を鍼に応用した鍼灸技術です。

特徴は、少ない鍼の本数で体の動きを整えて、

・肩凝り、腰痛、神経痛、痺れなどの運動器系の疾患

・不妊、更年期、生理不順などの女性の悩みの自律神経系・ホルモン系の疾患

・眩暈や偏頭痛、耳鳴りなどの耳鼻科系の疾患

などさまざまな疾患を治癒へ道びてくれます。

整動協会(せいどうきょうかい)の治療技術を学び治療技術を

提供できる治療院は北海道の上川管内では、

・よもぎ鍼灸院(東川町)
・川瀬鍼灸院(名寄市)

のみになります。是非一度お試しください。

②尊敬する医師が所属しているYNSA

https://ynsa-gakkai.com

YNSAとはYamamoto New Scalp Acupancture(山本式新頭鍼療法)の略です。

ドイツ、アメリカ、ブラジルなどの世界14か国以上で学会で発表され、各国の医療に導入されている団体です。

直接お会いしたことはありませんが、YouTubeでとても大ファンの加藤直哉・医師が代表を務めています。

元々小児科が専門の医師ですが、死生観に関する本を出版されております。

「死生学」と言う科学、研究に基づいた文字通り「生き死に」のお話の本です。

この本を読んで加藤先生の大ファンになりました。

YNSAの鍼灸治療の特徴は、頭に鍼を指す治療です。

医師でもできるように衣服を着たまま施術できる部位の頭を利用した治療です。

頭皮に鍼を刺したまま、運動器の動き一つ一つ確認しながら治療を進めてくれる点が素晴らしいです。

さらに、医師が考案した治療方法なので、

データの解析がとても正確な治療方法である、という点もお勧めの点です。

③尊敬する鍼灸師が所属している積聚会(しゃくじゅかい)

https://shakuju.com

アメリカ、カナダを中心にセミナーを行っており北米に支部を構えている団体です。

鍼灸学校1年生の時に北海道で東洋医学学会と鍼灸師会全国大会が同じ年にありました。

その時に鍼灸師会の全国大会にお越しなったこの会の小林詔司会長を拝見し、魅了されました。

鍼灸学生や初学者は手の感覚が養われていないため診断の間違えが多く治療ミスにつながります。

それを最小限に抑えるため、診断をお腹、治療を背中に絞り、治療を進めていく治療技術を考案。

お腹と背中であれば、広範囲で身体の情報を得られるので、

診断治療ミスを最小限に食い止められるのが特徴です。

学生向けに考案された治療方法なので、海外の方も習得し安い、という声があります。

そんな小林詔司・先生は高齢により2022年にこの世を去りました。

ご冥福をお祈りいたします。

④アフリカ人を対象にお灸の研究を行っているMoxaAfrica(モクサアフリカ)

https://www.moxafrica-japan.com/about

その名の通りアフリカで活動するイギリスのチャリティー団体です。

残念ながら日本の団体ではありませんが、この団体に所属して活躍する日本人が多数います。

なぜなら、日本人のお灸博士である原志免太郎が行っていたお灸による結核治療を基に作られた団体だからです。

アフリカで蔓延してしているHIV/結核という大変な感染症があります。

おそらく衛生大国である日本でこれに罹患して生きていられる人は数少ない、と思います。

そのくらい大変な感染症ですが、これに対してお灸を使って治療効果をあげる研究をしています。

具体的には、お灸を併用することで免疫力が上がり、治療薬の使用量を軽減できた、という結果です。

学校にも通えないアフリカ人でもお灸を自分で据えるように指導しています。

日本人が作り上げたお灸の文化がアフリカの土地で活躍しています。

 

さて、今回は4つの団体を取り上げてみました。

まだ日本には世界で活躍する鍼灸の治療家が多数います。

なぜなら、日本人の治療技術を世界が欲しているからです。

そんな世界が欲する技術をよもぎ鍼灸院では取り入れて、常に技術の向上に務めております。

・肩こり、腰痛以外にも自律神経系の悩み

・耳鳴り、眩暈、頭痛なのの耳鼻科系の悩み

・不妊、月経困難などのホルモン系の悩み

などの様々な疾患に対応しておりますのでお困りの方は是非一度ご相談ください。