最近はお灸教室でどんなことをしたらよりお灸を楽しんでいただけるかを考えながら色々と試行錯誤しています。先日、久しぶりにもぐさ作りをしてみました。すり鉢に乾燥よもぎを入れてひたすらすりつぶします。
これがまあまあ大変で時間もかかります。無心ですりつぶしていましたがふと、お灸を据えて身体を労っていただろう戦国時代の武将や江戸時代の松尾芭蕉も誰かが一生懸命すりつぶしたもぐさを使っていたのかしら・・・それとも自分で?いや、武将はそんなことしないよななどと妄想を膨らませながらなんとか出来上がったのがこちらです。
わかりにくいのでもう一枚
左の緑色が私の妄想の末出来上がった粗悪なもぐさで右側の黄色がセネファさんの最上級もぐさです。全く違いますね。最上級のもぐさにするには何度も精製作業を繰り返しよもぎの綿毛だけを残しているんです。すごく手間ひまがかかっていますよね。今はこのような精度の高いもぐさも購入するだけですぐに使えるので本当にありがたいなぁと思います。
ちなみに、いちばん上の写真のもぐさの量を作ろうとすると20キロものよもぎが必要だそうです。に、に、にじゅっきろ!もぐさって貴重ですね。
もぐさ作りをお灸教室でやるのかやらないのか・・・まだ決めかねています。お灸教室当日までお楽しみに!