2023年、本当にお世話になりました。
あっという間にまた1年が終わってしまい、当店も営業して3年が過ぎました。
2020年9月事業を開始して、その年の12月にNTTの電話線がやっとつながって
ネット回線が整備されてやっとの思いで営業ができたことを今でも覚えています。
多くの方々の支えで3年目を終えることができたこと、
この場をお借りして心より感謝を申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。
さて本日2023年最後の記事になります。
この記事を書くにあたって2022年のこんな記事を振り返って読んでみました。
『出産率を上げる!よもぎ鍼灸院の3本の柱』
https://yomogi-sk.jp/yomogishinkyuin/20220907/
この記事を読んでみて、当店には当店にしかできない事はあるけど、
・我々大人たちが普段できることでコツコツ続けられることはないのかな?
・未来に同じに悩みで苦しむ人が少しでも減っていってくれると嬉しいな
・子供の将来のために大人達がどういう行動をしたらいいんだろ?
・子供達の未来を考えてあげられる大人になりたいな
なんて事を考えながら、今回の記事を考えてみました。
◯今子供を授からずに悩んでいる人
◯今子供を授からずに悩んでいる家族、同僚、友人がいる人
◯今子供を授からずに悩んでいる人が同じ悩みで苦しんでほしくないと思っている人
◯将来自分の子供が子宝に恵まれて欲しい子育て中のパパ・ママ
◯これから結婚・出産を迎える若いカップル
そんな境遇にいる方へ届けたいメッセージを記事にしてみました。
ご興味のある方は、是非最後まで読んで頂けると幸いです。
〜〜〜目次〜〜〜
1、出生数低下の原因が経済的理由ではないことが明確化
2、不妊症の原因である子宮内膜症が漢方薬のみで改善する事実
3、内臓機能の低下が不妊症へ
4、まとめ)毎日、ご飯を炊こう、味噌汁を作ろう
1、出生数低下の原因が経済的理由ではないことが明確化
『出産率を上げる!よもぎ鍼灸院の3本の柱』:https://yomogi-sk.jp/yomogishinkyuin/20220907/
・2023/11/3 厚生労働省のHPより:人口動態統計速報
・2023/11/24 産経ニュースより:https://www.sankei.com/article/20231124-VXMVPNEDCVONREYFIDJ2ROFXS4/
皆さんは、2023年の出生数をご存知でしょうか。
通年の予測ですが、70万人台です。
100万人の出生数を割った2022年よりも遥かに少ない驚愕の数字です。
2022年より不妊治療が保険適用になったことで
高度医療を安い負担金で受けれるようになりました。
しかし、経済的負担は以前よりも解消できているのにも関わらず
出生数が変わっていないどころか、出生数は減少し続けています。
この統計から言える事実は、
・経済的な負担の軽減≠出生数の増加
・高度な医療の増加≠出生数の増加
ということです。
経済的な負担、高度医療は出生数に何も関係ないことは、
2023年にはっきりと明確化されたことは紛れもない事実です。
では、日本人が子供を授からない本当の原因は一体どこになるのでしょうか。
2、不妊症の原因である子宮内膜症が漢方薬のみで改善する事実
不妊症の原因の一つとして有名な病気に、子宮内膜症という病気があります。
先日、とある学会へ参加した時に話です。
子宮内膜症の治療を手術を行わずに漢方薬だけで行う症例の発表がありました。
40人以上の症例数で無症状状態=寛解状態までの持っていく確率が9割以上。
通常の外科手術でも再発したりすることが多い疾患であるにも関わらず、
漢方薬だけで再発率も1割以下の数字で、素晴らしい結果でした。
その治療方法は、
とある保険適応の漢方薬エキス製剤を下痢を伴うまで服用する。
下痢が起こった時点で、別の2種類の漢方薬エキス製剤へ変更して治療を行なう、
という少し強引な漢方薬の使い方かと思いますが、
保険診療内での漢方エキス製剤の制約が多いため、
どうしても工夫して処方していかないと結果は残せません。
その点では、漢方の専門家から見るととても理に叶った治療技術だと感じました。
事実として言えることは、
・不妊症の原因の一つである子宮内膜症を漢方エキス製剤だけで治療が終えられる事
・子宮内膜症の手術が必要ないので不妊治療への移行が短縮できる事
・何よりも患者さんのQOLは上がる事
という事であり、素晴らしい結果だと思います。
子宮内膜症に使う漢方薬は下記の記事もまとめておきましてので、
合わせてご参考にして頂けると幸いです。
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子宮内膜症の治療をサポートする漢方薬
3、内臓機能の低下が不妊症へ
不妊症になる理由はたくさんありますが、
不妊症になる理由で一番寄与していることは、
日本人の内臓機能が低下に伴う老廃物の除去能力の低下
ではないだろうか、と当店では考えています。
その理由が、上記の学会の症例を聞いたことでした。
上記の症例で下痢をするまでに使っていた漢方エキス製剤を
通常の人が使うと、下剤が混ざっているので1日で下痢をしてしまいます。
多少の生理痛が重い女性でも2~3日の服用で下痢をします。
内臓の機能が正常な人は、この漢方薬は継続的な服用はできません。
しかし、上記の症例の患者ではこの漢方エキス製剤を服用して、
10日前後は下痢をしない状態で服用を続けることが出来ていました。
これは、
内臓機能の低下により老廃物の排泄できず体内に蓄積して
子宮内膜症などの女性特有の疾患につながっている、
ということを意味してます。
老廃物の蓄積だけが子宮内膜症の原因というわけではないですが、
大きく寄与していることはこの漢方治療から読み取る事ができます。
内臓機能の低下している要因と対策については、
当店でも下記の記事にまとめておきましたので、
合わせてご参考にして頂けると幸いです。
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栄養補給よりも大切な内臓治療
4、まとめ)毎日、ご飯を炊こう、味噌汁を作ろう
日本人の内臓機能を下げてしまった最大要因の一つは食の欧米化です。
第二次世界大戦の敗戦後、元々日本にはほとんどなかった食品である
◯小麦 ◯牛乳 ◯砂糖 ◯コーヒー ◯油
を大量に輸入をする諸外国の要求を飲まされた日本国。
日本人の健康被害を考えずに、無理に消費しようとしてきた日本政府。
これらの食品による健康被害は全て科学的に説明可能ではありますが、
理由はなんにせよ、結果的に我々の内臓の機能が低下させ、
不妊症を含めたいろんな病気を引き起こしてきました。
歴史的にも政治的にもたくさん理由があって、
仕方なかった面もありますが、まず僕らが出来ることは、
内臓の機能を下げないために
・日本には元来存在しない食材を食べない事
・日本人が元来あるべき食事に戻す事
だと当店では考えています。
これは開業する前からずっと考えている事で今もなお継続している考え方です。
なぜなら、不妊症のような難しい疾患になればなるほど
食事が治療の足枷になるとわかっていたからです。
だとしたら、僕らにコツコツ出来ることは、内臓の機能を上げていくために
毎日ご飯を炊いて子供と一緒にお米を食べること
毎日味噌汁を作って、温かい味噌で内臓を温めること
みたいに日本人が昔から当たり前にやっていたことを
当たり前のようにやっていくことなのではないでしょうか。
◯今子供を授からずに悩んでいる人
◯今子供を授からずに悩んでいる家族、同僚、友人がいる人
◯今子供を授からずに悩んでいる人が同じ悩みで苦しんでほしくないと思っている人
◯将来自分の子供が子宝に恵まれて欲しい子育て中のパパ・ママ
◯これから結婚・出産を迎える若いカップル
彼ら・彼女達に出来る事は・・・・
僕らが日本人らしい内蔵の整え方を実行している背中を見せてあげること
であり、その正しい連鎖が、正しい連鎖を呼んでいき、
同じ苦しみや悩みを持つ人を少しでも減らせていけるのではないでしょうか。
そんなご提案して、今年の最後の言葉とさせていただきます。
2023年、本当にお世話になりました。
2024年も皆さんにとって健康で楽しい一年になることを心より願っております。