東川町では町内のいたるところで稲刈りしていて秋がはじまったな〜と感じます。

秋は空気が乾燥し、徐々に気温が下がり、風も冷たく感じます。
空気が乾燥するともっとも敏感に反応するのが呼吸器です。
呼吸器は他の内臓と異なり、直接空気と接するため、空気の湿り気具合によって敏感に左右されます。
冷え症の自覚で多い「肌寒さ」「手足末端の冷え」はからだを温めるはたらきのうち、呼吸器による肌表面のうるおい機能が低下していることによります。
気温が温かいと手足も温かいけれど、気温が低くなるにしたがって手足の冷えが出てくる方は呼吸器のはたらきが弱いとも言えるのです。

冷え症の人はもともと「水分を排出するはたらき」が低下しています。つまり、むくみやすい体質です。
この時期は、カラダの中が水余りになりやすい、余分な水分がたまりやすいのが特徴です。
夏の熱さで水分も多めに取っている方はなおさらむくみます。

むくみが進行すると呼吸器のはたらきが弱くなり肌の乾燥が進みます。さらに内臓(腎臓)の機能にも負担がかかり「からだを温める力」も弱くなってしまいます。

秋のはじまりは空気の乾燥から「のど」(呼吸器)を守って、からだをあたためる力を高めましょう。

・温かい飲み物を口内をうるおすようにゆっくり飲む
・十分な睡眠をとる
・加湿器を使う