まだまだ知らない鍼の技術や知識。
鍼灸師になってからも勉強は続きます。
この探究心こそ我々治療家の原動力になると考えています。

今日は、鍼が耳鼻科領域ににも有効であること。
そして、たった2本の鍼で首の痛みが和らだという驚きの体験をインタビューしてきました。

 

こんにちは。

 

こんにちは

 

今日は、よもぎ鍼灸院の院長の松島沙織先生に2月末に受講しました”整動鍼(せいどうしん)セミナー”に関して今日はインタビューしようと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

よろしくお願いします。

 

 

早速ですが先日のセミナーのタイトルを教えていただけますでしょうか。

 

 

整動協会(せいどうきょうかい)が開催しているセミナーで私が受講したのは【整動鍼(せいどうしん) 脊柱編】です。

 

整動鍼(せいどうしん)?あまり耳慣れない鍼の流派のようですが、どんな鍼を行うのでしょうか。まだ受講したばかりで深くわからないかと思いますが、その新鮮な人の方が一般の方にもわかりやすいので、わかる範囲で教えていただけますか。また鍼を受けてみた印象をお聞かせください。

 

整動鍼(せいどうしん)とはツボで身心の動きを調整する技術です。2014年に栗原誠先生が創案したもので、新しい鍼の技術です。整動鍼(せいどうしん)は即効性があり、鍼の使用本数も少ないため身体の負担も少なく非常に優しい鍼です。実際に鍼を受けてみましたが、首の痛みが2本の鍼で無くなったことに驚きました。

 

たった2本で首の痛みが取れるんですか?それは鍼を受ける人にとっては、負担が少なく嬉しい限りですね。セミナーの中では首の痛み以外にどんな症状を和らげてくれることを教えていただいたのでしょうか?簡単に教えてください。

 

頭痛・めまい・難聴・腰や肩の痛みなどの症状について教えていただきました。

 

 

特に女性に多いかと思いますが、頭痛、めまい、難聴、肩腰の痛みに悩んでいる方もいますよね。薬剤師の目線から見ると、実際にこの耳鼻科領域ではどんな薬を飲んでも全く効果がなくて、副作用に悩んでいる人も少なありません。それが少ない本数の鍼で和らいでくれるならありがたいですね。めまい・難聴・頭痛となると耳鼻科の領域のイメージですが、鍼を実際に刺す場所は耳なんでしょうか?それとも別の場所なんでしょうか?

 

症状のある場所に直接鍼をすることはありません。身体の動きとは一見関係ないような症状も身体の動きが悪くなることで症状が出ていると考えます。ですので症状の大元の原因であるツボを探し鍼をしていきます。

 

大元の原因となったツボの部分が身体の動きを悪くした結果、めまい・難聴・頭痛などの症状を引き起こしている、と理解でよろしいでしょうか。

 

その通りです。

 

では治療としては、その症状の原因となった部分のツボを刺激して”体の動きを整えていく”ことで、その結果めまい等の症状を消していける、ということですね?

 

そうですね。

 

そうすると、”整動鍼(せいどうしん)という名前は””体の動きを整える鍼”という意味なのでしょうか。

 

そうですね。読んで字の如く“動きを整える鍼“です。

 

よく理解できました。今後もセミナーの受講予定はありますか。

 

 

はい。セミナーはまだまだ続くので、これからも勉強していくつもりです。

 

では、またセミナーでの詳細を少しずつお聞かせください。これからも多くの女性のために役立てる鍼灸師として活躍を期待しております。お忙しい中どうもありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

 

まだまだセミナーを受けたばかりで体得にまでは時間がかかもしれません。
でも鍼2本とまではいきませんが、実際にお灸と組みあせて施術をしてもらうと首の痛みがかなり取れていくのを僕も実感しました。
今後も沙織先生の進化を楽しみながら、インタビューを続けていこうかと思います。

 

 

よもぎ鍼灸院・院長
松島沙織

資   格:はり師 きゅう師
出 身 地:札幌市
好きな言葉:「流れに身を任せる」
コ メ ン ト:病院へ行っても原因不明な『何か辛い・調子が悪い』を経験し、自身の体のことを知りたいと思ったことがきっかけで東洋医学を学び鍼灸の資格を取得しました。整形外科、鍼灸院勤務を経て東川の地で開業しました。女性鍼灸師が施術しますので女性のデリケートなお悩みもご相談ください。全身を施術することで自律神経の乱れを整え『痛みにくいからだ』『病気になりにくいからだ』づくりのサポートをさせていただきます。

よもぎ鍼灸院スタッフ・相談室担当
松島冬尚

資   格:はり師 きゅう師 薬剤師
出 身 地:新潟県
好きな言葉:「有言実行」 「人間だもの  みつお」
コ メ ン ト:「来るときは笑顔、帰るときはさらに笑顔」という気持ちをお客様に持っていただけるよう日々精進したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。