先週末、家族で富良野岳へ登山へ行ってきました。この日の富良野岳の頂上は風がとても強かったので晴れ間が顔を出しては隠れ、雲も忙しそうに流れていました。紅葉はこれから見頃を迎えるようでまだ青々とした中に赤や黄色の葉が所々にあって綺麗にみられました。

この登山、5歳の娘がずいぶん張り切っており、ぐんぐん先へ進むので帰りの力は残しておくんだよ〜と声をかけながら私も娘に置いていかれないように必死に歩きました。私たちのだいぶ後ろには夫と4歳の息子が登っています。(4倍に拡大して撮影)

母娘チームは頂上まであと少しと思われるところで足取りが重くなりはじめます。(母はその前から膝に来ていました)ここまでで登りはじめて2時間半程経っています。

どう?行けそう?と娘に聞いてみると・・「今日はこのくらいにしておこうか」

そんな感じで惜しくも頂上までは行けませんでしたが、予想を超えるほど登りました。母びっくり。

娘、かなり疲れているはずですが弱音は言いません。えらいぞ!

下りは疲れて足に力が入らずフラフラでしたがここでも弱音を吐かず黙々と歩きます。途中で夫息子チームの姿が見えるとホッとしたのかぐすんぐすんと泣き出してしまいました。本当は辛くて泣きたかったんだね。我慢してたんだね。娘の気持ちを考えると私もも泣きそう・・でもまだ下り道は続いてるし歩かないと。と心を鬼にして娘に歩くように促します。

夫息子チームは先に下りて行ったのでまた姿が見えなくなり、娘は泣きながら後を追います。しばらく歩くと前に夫と息子がゆっくり歩いており、追いつくことができました。下山でやっと家族全員集合です。

娘は夫に駆け寄り無言でしがみつき動きません。最後は登山口まで夫に抱っこしてもらいました。息子も山の分岐まで行ったそうで頑張ったねと言うと「まだ体力あるよ〜」と言いながら楽しそうでした。

トータル5時間の山登り。朝から夕方までたっぷり自然を満喫した週末となりました。ですが、その次の日もまた山へ行く予定を立てていたのです・・・ 続く?笑