「頸や肩から腕にかけての痛みやしびれ(頸腕症候群)、肩の痛み(五十肩)、腰痛、神経痛、リウマチによる関節痛、事故の後遺症(頸椎捻挫後遺症)に対し、保険での治療が国から認められています。
保険での治療が認められるということは、それだけ有効性が認められていると言うことでもあります。
※保険での治療は別途医師の診察、同意書が必要です。保険での治療をご希望の方は下の「保険での鍼灸治療について」ボタンをクリックして詳細をご確認ください。
慢性的に腰に痛みや違和感がある方、何度も寝違いやぎっくり腰になる方、肩こりが辛くて頭痛や吐き気がある方、これらは鍼灸治療で改善できる可能性がとても高いです。
痛みに関する鍼灸治療の基礎・臨床研究や症例報告は他領域に比べても多く、医学的に高いエビデンスが確立しているものも多く存在します。
2014年米国医学会雑誌(JAMA)に掲載された、慢性疼痛に対する鍼に関する報告
JAMA Clinical Evidence Synopsisというコーナーで、「慢性疼痛患者に対する鍼治療は、偽鍼や無治療と比較して疼痛軽減に関与するか?」という臨床的疑問に対して、VickersとLindeが彼らの研究成果にもとづいて回答しています。
Vickersらは、慢性疼痛に対する鍼治療のRCTの生データを質の高い研究に限定して収集しメタアナリシスを行った結果を引用し、「改善率(疼痛が50%以上軽減した患者の割合)は、無治療で30%、偽鍼で42.5%、鍼治療で50%であり、偽鍼や無治療よりも疼痛軽減に貢献している」と結論しています。
慢性疼痛が頭痛なのか、筋骨格系なのか、変形性関節症なのかによって鍼の効果に幾らか差があることも示しています。
東洋医学では、どんな怪我や病気などの不調でも、まず「精気の虚」と呼ばれる、いわゆる「冷え」が日常の生活の中で発症することから始まり、冷えの程度が悪化することで病気に移行していくと考えています。
私たちは日常生活で知らず知らずのうちに負のスパイラルに陥り、
心身のバランスを乱してしまっている可能性があります。
身体が冷えると身体の動きが悪くなり、痛みなどの症状や不調を感じるようになります。
不調は心のゆとりを損ないます。
心にゆとりがないと、精神的にも肉体的にも緊張感が生まれ、身体の動きが悪くなってしまいます。
身体の動きが悪いと、熱生産がうまくいかず、冷えやすい体になってしまいます。